米国レジストラー・コープ社のFDAサービス
連載最終回、米国レジストラー・コープ社のFDA業務サービス内容について説明する。
2003年設立のレジストラー・コープ社は米国バージニア州に本社を置き、世界各国の企業にFDAに関するサービスを提供している。FDAの規制は複雑かつ多岐にわたるため、米国へ商品を輸出しようとする企業向けにFDAに関する問題解決に特化したサービスを行っている。
同社は160カ国、30,000社を超える顧客に、世界19カ所に置かれた現地事務所が各国の原語で対応している。食品、医薬、医療機器、化粧品その他米国FDAの管轄下にある製品を製造販売している企業に対し、スムースな米国輸出の実現をサポートする。
FDAが管轄する製品で、顧客のニーズが最も多いのは農水産物を含む食品関連である。食品を対象にサービス内容の説明を行う。
1)施設登録
2)食品表示
3)FDA査察
4)低酸性食品・酸性化食品(FCE・SID登録)
5)輸入引き留め・遅延(Detention)
6)輸入警告(Import Alert)
7)その他
① 食品接触物質評価
② 食品色素証明書
③ 成分・添加物レビュー(評価)
④ 事前通告申請